ドッキングステーション(投入システム)
容器と装置を確実につなぎ、割れ欠けのない投入を。豊富なノウハウをもとに実現します。

医薬品製剤における粉体ハンドリング方式の傾向として、容器間の移し替えや装置への投入の際に重力(グラビティ)を利用し、上階から下階へ投入する方式が多く取り入れられています。この高低差を粉粒体が均一な状態のまま、かつ破損なく落下させるには多数のノウハウが必要となります。
また、容器・機器と投入装置の接続(ドッキング)の際は、確実に接続され、外部への飛散を厳重に防止することも重要なポイントとなります。
製造現場の健全な運営には、これらの装置のメンテナンスのしやすさも欠かせません。
KITの投入装置・ドッキングステーションは、これらのポイントを考慮したシステムとなっております。

排出のポイント
●スムーズに排出されること
●粉体が飛散しないこと
●接続部の洗浄がしやすいこと

粉を効率よく落とすための
バイブレ―ターを採用

飛散を防ぐ自動接続膨張シール、
シリコンジョイントを採用
投入のポイント
●粉体投入時に分級しないこと
●錠剤、タブレットが落下の刺激で割れたり欠けたりしないこと

エアーシリンダーにより段階的に
筒が開く多段式シュート

内筒(ポリエチレン性)と外筒との間にエアーを入れて緩やかに落下させるバルーンシュート