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洗浄の仕方ノウハウ集

高圧洗浄装置の基本設計は、主に3つの観点から行います。

  1. どのようなもの(容器)を洗うのかによって、使用するノズルやデバイスを選定する。
  2. 何を落とすのか(付着物)によって、洗浄液、ポンプタンクの能力や容量を選定する。
  3. 安全設計をどのように施すかを考える。

ここでは、1、3について、過去の事例をいくつかご紹介いたします。

タンク(釜)の場合

タンク(釜)の場合

釜状の洗浄は、3Dノズルを投入して上下させることで、均一な洗浄を行うことができます。投入させるためのデバイスは、ホースリール、シリンダーなどです。KITのノズルは、水圧による反力を相殺する構造となっているため、ホースで吊って下ろしても、タンク内でのぶれを最小に抑えることができます。

タンク(釜)の場合

横置型の場合も、原則は釜と同様の仕組みです。 ただし、遮蔽板がある場合は、ノズルを斜めに入れて遮蔽板の反対側まで届かせる必要があります。KITは手動で簡単に斜めに挿入できる専用のランスを製作してこの問題を解決しています。

管の場合

管の場合

スプレードライヤーをはじめとした複雑な管を洗浄する場合は、管の径や形状に見合ったコロを装着したノズルを用います。また、管を通すホースについても、往復に便利なホースリールを製作しています。

平面の場合

平面の場合

2次元ノズルの噴射口を曲げたタイプを列設置することで、平面洗浄を行います。パレット洗浄や器具洗浄などでこのような仕組みを使ったシステムの製作もしております。

その他複雑な形状の場合

その他複雑な形状の場合

ミキサーやリアクターにブレードが入っているような複雑な形状のものは、ノズルをどのように投入するかがポイントとなります。KITは、ミキサーの形状や羽の場所に応じて、様々な投入方法での実績があります。

当社には、他にもたくさんの洗浄実績(経験)がございますので、お気軽にお問い合わせください。

安全について

安全について

高圧洗浄はリスクを伴うため、場合によっては大きな事故につながることもあります。KITでは予期せぬ形でポンプタンクが作動をしてしまっても、ノズルから水が吹かないよう様々な安全設計を施しています。